2011年10月15日
子犬出産記録
アメリカンコッカースパニエルのひめちゃんが子犬を出産しました。8月17日に交配したので、予定日でした。ひめちゃんは2006年9月14日生まれなので、5歳になったばかりです。今回で4回目の出産です。前回は2011年3月にも5匹出産しています。予定日の10月15日は、朝からドッグフードを食べません。いよいよ出産だと感じました。
17:40分頃はじめのお産が始まりましたが,いきばってもなかなか出てきません。逆児で死産でした。
18:20分逆児でしたが、やっと引っ張り出して産湯を浴びたらミャーと泣きました。チョコレート色のオスが誕生しました。
20:20分ブラックのメスが産まれました。
20:40分チョコレート色のメスが逆児でしたが、やっと誕生しました。
23:30分またまた逆児で死産でした。
今回の出産は難産になるかも?という気持ちはありましたが、事前のレントゲンで7匹赤ちゃんがいる事はわかっていましたので、0:00時を過ぎる頃からは、母犬も疲れていきばる力がありません。ひめちゃんを励ましながら「もう頑張らなくていいよ。少し休もう」と声をかけ、ひめちゃんは陣痛をこらえていました。陣痛のないときは、眠くなるようで、力なく横になり、子犬に母乳をあげていました。「朝まで我慢してね。」と励ましました。
5:00分にいつもお世話になっている獣医さんにTEL「すぐにきてください」との事。獣医さんではレントゲンをとり、陣痛促進剤のオキシドシンを接種、点滴をして体力をおぎなってもらいました。
6:45分死産。
9:00になってもあと1匹がうまれません。もう一度獣医さんでオキシドシン接種。ところが産まれません。11:00に三回目のオキシドシン接種、
17:00にやっと出てきました。死産でした。
「犬は安産だ」とよく言われる話ですが、今回のように7匹も身ごもって体重も3キロも太り、24時間以上陣痛が続き3回も陣痛促進剤を打っても4匹も死産でした。原因はわかりません。私はショックでした。ブリーダーとしても失格です。ひめちゃんは今回のお産で引退です。チョコレート色のメスを出産してくれたので、子犬は我が家に残します。ひめちゃんはおかあさん業は引退でペットちゃんとして以前のようにコート(毛)をのばしてきれいなわんこにしてあげます。本当に大変な出産でした。今は3匹の子犬たちにおっぱいをたくさんあげて 日向ぼっこをしながら育児をしています。
おかげさまで、オスのチョコレートは新しいお家が決まりました。ブラックのメスも早くお嫁さんにいけるとよいのですが・・・ひめちゃんは育児に専念しています。
犬のお産について、あまり参考になる本や記事も少ないので、あえて今回の出産について記録しました。参考になった方はメールをください。